映画「ダイ・ハード2」の感想

1作目にひきつづいて圧倒的におもしろい。ブルースウィルスの役者人生の最高潮にある映画だとおもう。
説明不要なくらい有名でおもしろい映画なので何度も観たというひとは多いだろう。万人向け。

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おりしもクリスマスの日、空港まで妻を迎えに行くとそこでテロリストの集団に遭遇してしまう。この敵組織とブルースウィルスとの死闘をえがいた作品である。
ウィルスの八面六臂の大活躍がみどころ。終盤には意外な展開も用意されていて、初見の人はかなりおどろくだろう。

ちなみに、ターミネータ2の敵マシーン役が今回のテロリスト集団の一員として参加している。
さらに、エグゼクティブディシジョンで救出隊の一員だった役者もテロリスト側として登場。

「ダイ・ハード2」の部分的なBS2分析

きっかけ(12) ⇒ 荷物コンベア室でテロリストと最初の銃撃戦
悩みのとき(12~25) ⇒ 空港警備長官のロレンゾから協力をえられない
第一ターニング・ポイント(25) ⇒ ナカトミビルのときの戦友からFAXを返信され事の重大さに気付く
ミッド・ポイント(55) ⇒ 航空機の墜落を阻止しようとするも成しえず
すべてを失って(75) ⇒ 脱出パラシュートで命からがら助かる
第二ターニング・ポイント(85) ⇒ 空港ちかくの敵アジトへの潜入
フィナーレ(85~110) ⇒ ジャンボジェット機主翼上での格闘からラストシーンまで

BS2とは、ブレイク・スナイダー氏考案のテンプレート。
SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」より

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