映画「エイリアン2」の感想

SF映画の金字塔だとおもう。

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辺境の星をテラフォームするために送り込まれた住民たちが消息をたったため、海兵隊1小隊と主人公のリプリーその他が調査のため派遣される。
その星に到着後、原因となったエイリアンからの襲撃をうけて主人公たちが逃げる回るストーリーだ。
着陸船は爆破してしまい、救援船の到着も2週間以上さきのため、地上施設のかぎられた地区にとじこめられたに近しい状況なのだ。
シナリオの全体的な構図はとてもわかりやすい。

「エイリアン2」を名作たらしめている要素として、この物語が宇宙の辺境といえる星の上で展開されている点があげられるとおもう。
作品の随所に宇宙の広大無辺際さを感じさせられるシーンがあるのだ。凍るような冷たい宇宙で死にもの狂いの戦いを広げるからこそ、観る者がより恐怖を感じるのだろう。

辺境の惑星

CGでは味わえないミニチュア模型のリアリティ
また、ミニチュアで撮影された映像もすばらしい。とりわけ、星に降下する途中で着陸船が巨大な人口施設のわきを飛行するシーンには誰しもいきをのむのじゃないだろうか。
ほかにも宇宙船や兵員輸送装甲車など、随所で模型がもつ独特の迫力・臨場感を味わえる。

お気に入りシーンのひとつ。
壮観のひとこと

没入必至のおもしろさ。

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