映画「ベン・ハー」の感想
人類史上、最高傑作の映画のひとつだとおもう。うつくしく感動的な場面がおおい。
いろいろな見どころはあるが、生命とは何か、人間とは何かを描いた作品じゃないだろうか。
人間という生命とは何か?
その想いに駆られるシーンがおおい。制作側が意図して狙っているのではないだろうが。
たとえば、死の谷の底から見上げたカメラアングルで外景をとらえたシーンなど。
空と背の低い草木くらいしか映っていないのだが、不思議と感動的。
アダムとイブの楽園のようなやすらいだ美しさにあふれている。
ぜひ、実際にこの場面を観てほしい。
今日、ひさしぶりにNHKハイビジョン番組で「ベン・ハー」を観た。
そして、作品のテーマが旧約聖書と重なることにはじめてきづいた。
観ていると2000年前の世界を想像した。
イエスキリストがゴルゴダの丘に連行されるシーンでひろばにつづく階段わきの住宅が印象にのこった。
2000年前、自分がこんな家に住んでいたらどんな日常だったろうか思いを馳せた。
絶対おすすめ!