映画「ファイヤーウォール」の感想

ハリソンくんは大手銀行でサーバーとネットワークとを管理担当しているエンジニアとしてはたらいている。
そのハリソンくんの稼ぎっぷりがハンパないのだ。

「ファイヤーウォール (字幕版)」 Amazonプライム・ビデオ

風情ただよう海辺のとんでもない豪邸に美人の奥さんとこども2人とワンコ一匹といっしょに住んでいる。この世の幸福を全て満たしたかのごとく。
冒頭の10分間はそうしたゴージャスさにうらやむばかりだ。
なんだかんだいってもアメリカって本当にカネ持ってるなー、と舌を巻かざるを得ない。
この映画の最初の魅力は、アメリカンドリームを体現した冒頭の映像美だろう。

さて、ピザの配達をきっかけに一家は銀行強盗一味に豪邸を占拠され人質となる。
ハリソンくんは銀行のシステムを知り尽くしているので、強盗たちの銀行口座に不正送金するようおどされるのだ。
この後はそれなりにハラハラするサスペンス。まずまずのオモシロさ。

ハリソンくんの上司役をターミネーター2で敵役だった俳優のロバート・パトリックが好演。いかにもカネをたんまり持っている大銀行の重役ヅラがさまになっている
余談だが、ターミネーター2のころより太ったなーと気になった。
また、ロバート・パトリックはダイ・ハード2でもテロリストの一味としてチョイ役で出演しているダイ・ハード2の映画評はコチラ

残念ながら、ネットワークの専門的な用語はあまり飛び交わない。
Wiresharkでキャプチャーしたパケットの解析や、シスコシステムズのファイアウォールにコマンドを入力するシーンくらい
・・「おや?」っと思われたかも。
映画の邦訳は「ファイヤーウォール」なのだが、 ネットワーク業界では一般的に「ファイウォール」と呼称するのだ。

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